話がわかりやすい人が心がけていること
ビジネスマンとして、社内・社外関係なく、人と人との会話は避けては通れません。
普段から「この人の話わかりやすくてスッと頭に入ってくるなあ」という人っていますよね?
本記事では、そういう人が普段のコミュニケーションの中で、心がけていることがどんなものなのかをまとめました。
なぜか話している内容がうまく理解できない、伝わらないという悩みを抱えている人にオススメの記事です。
話をマクロ・ミクロで捉えている
マクロとミクロは、言葉尻は似ていますが、正反対の言葉です。
マクロとミクロの視点の違いとは、とある一つの事象を、巨大な視点でみるか、小さな視点でみるかの違いを指します。
例えば、チーム全体としての抱える問題点について話すのをマクロな視点といい、目の前の顧客との商談の内容の話における問題点として捉えるのがミクロな視点です。どちらも同様にチームや個人の問題点として商談内容にまつわる話が題材に上がってくるのですが、どの視点で物事を捉えて話すかによって、対処する手法や視点が大きく変わります。
現在議論されている内容が、全体の話なのか詳細の話なのか、ということを使い分けながらコミュニケーションをとることによって、相手の見ている視点とズレを生むことなく会話をすることができます。
結果的に、ミスコミュニケーションが減り、円滑な仕事が可能となります。
主観・客観を使い分ける/ファクト(事実)と意見の切り分け
主観と客観は、コミュニケーションを円滑に行う上で必要不可欠な切り分けです。
- 主観的とは、自分で納得・理解できる意見のこと。
- 客観的とは、誰が見ても納得・理解できる事実のこと。
例文をあげてみます。
【このカフェは冷房が効いている】
ビジネス現場においては、様々な数字が情報としてやり取りされます。その中で、その数字が、事実としての数字なのか、誰かの意見としての数字なのかを見極めることが重要です。
数字をベースにしたファクト(事実)のことを話しているのか、その事実をもとにした意見を話しているのかによって、議論する内容は大きく変わります。
話がわかりやすい人が心がけていることまとめ
人間は、自分が話している内容をイメージで相手に伝えることができません。だからこそ言語コミュニケーションの中で、今自分がどういうことをどういう視点で話しているのか、ということを構造的に理解した上で適切に伝える必要があります。
マクロな視点やミクロな視点、主観と客観という視点の切り替えを行いながら、それを相手にもわかるように伝えることで、自分の話をよりわかりやすくすることが可能です。